一年という月日
3月20日は、特別な日。
それは、わたしにとって生まれ変わりの日だからです。
暦の上では、春分の日。そして西洋占星術では宇宙元旦の日でもあるのです。
2020年の3月20日、わたしは約3ヶ月の九州での生活を終えて、自宅のある名古屋へ帰還したのです。
経った数ヶ月、九州に滞在しただけなのに、離れるのが辛かったのです。
故郷を離れるってこういう気持ちなのかな、と思ったりしたのです。
だって、わたしは名古屋しか知らなかったから。
わたしは、約3ヶ月の間、熊本県と大分県の県境にある黒川温泉という山深い温泉地で過ごしていたのです。
黒川温泉に到着したのは、忘れもしないクリスマスの日。
今の自分を変えたくて、変えたくて、そのために、吉方を取りたかったとはいえ、突然、名古屋から山深い九州の温泉地に来るなんて。
わたし何をやっているんだろうと、自分の行動力の凄さに自分自身が一番驚いていたのです。
経った3ヶ月の滞在とはいえ、
慣れない温泉旅館での仲居という仕事。
自宅にすぐには帰れないとわかっている距離。
知り合いは誰もいない孤独との戦い。
はじめての住み込みでの寮生活。
何もかもがはじめて尽くしの九州での生活は、
はじめはどうなることかと不安だらけだったのです。
そんな中でも、忘れられない感動があったのです。
はじめて黒川温泉に到着した日は夕方で雨。
街とは違い電灯が少なく、寮に入ろうと、ドアの鍵を開けるため鍵穴を探すのですが、暗くて鍵穴がどこにあるのかさえわからなくて戸惑った記憶があります。
初出勤となる翌日は、晴天で、とても清々しい気分で仕事に臨むことができたのです。
はじめての仲居を終え、旅館内の温泉に入り、1日を疲れを温泉で癒したあと、寮へ戻るため夜道を徒歩で歩いていたのです。
相変わらず、真っ暗です。
街なら、誰が潜んでいるかわからないくらい真っ暗で、怖くて歩けないと思います。
でも、ここは真っ暗なのに怖くないのです。
温泉に浸かった後ということもあり、身体は芯から温まっていて、気分がとてもいいのです。
ふと、真っ暗の空を見上げた瞬間、言葉を失ったのです。
美しすぎる星空に目を奪われたのです。
ずっと眺めていたい。そう思わせてくれる星空だったのです。
街にあるネオンとは明らかに違う、自然本来の美しさが、ここはまだ、失われていなかったのです。
眩いくらいの星空の数々に感動したのです。そして、癒されていたのです。
仲居という仕事が大変だとわかっていながら、この仕事を選んだのですが、
それでも、辛く苦しい時もあるのです。
弱音は吐けない。
だって、自分が変わりたくて、吉方を取るためにたった1人で九州に来ることを選んだのですから。
富安里佳
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